LIFEHACK STREET 小山龍介ブログ

小山龍介公式ブログ

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

自分をギリギリの窮地に追い込む

基本的には、新入社員でもおすすめできるテクニックを紹介するようにはしたいと思っているんですが、これはそれなりに経験を積んだ人用のライフハック。素人が安易に手を出すとやけどするやつです。 自分を窮地に追い込む。 広告代理店にいた頃、佐藤雅彦さ…

タイマーで自分をコントロールする

15分仕事術は、仕事の締切に追われているときには自然とできています。しかし、ゆったりと時間があるときには、ついダラダラしてしまう。 そこで活用したいのが、タイマーです。時間があるときこそ、タイマーで時間を区切って仕事をしていく。 www.lifehack-…

仕事量5割増し時代を乗り切る15分仕事ハック

これから、仕事は増えます。しかも、働く時間を減らしながら、です。 働き方改革が進んで、残業が減る。今までよりも働く時間が短くなる中で、普通に考えれば、仕事も減らさなければならないはず。けれど、これから就労人口が減っていく日本で、仕事を本当に…

α7iiiファーストインプレッション

2018年3月23日発売のα7iiiが、ちゃんと当日に届けられた。さっそく、家族でのお出かけに連れて行った。ファーストインプレッションを書いておきたい。 www.sony.jp αシリーズのフルサイズ機は、7からずっと愛用している。α7→α7ii→α7Riiという感じ。ところが…

泊まれる公園「INN THE PARK」の可能性

2017年に沼津にできた「INN THE PARK」という、公園内に宿泊できる施設。もともと少年自然の家だったところをリノベーションしたもの。R不動産などを手がけてきた馬場正尊さんのOpen Aが手がけている目玉は、すでにあった宿泊棟に加えて設置された、公園の中…

プロジェクトチームの動乱期

プロジェクトマネジメントの中でも、定型化しにくいノウハウが、チームビルディングである。チームはプロジェクトをすすめていく中で、チームは四つの形成段階を経る。まだ様子見の成立期(Forming)、チームメンバーの思惑の違いが現れ、対立が顕在化する動…

日記

上野動物園ではやっぱりパンダが大人気で、整理券は朝には売り切れ。代わりにというと動物たちに失礼だけど、象から始まり、ゴリラやキリン、さまざまなサルたちを見て回った。ときおり暖かな日差しが差し込む上野公園からは、うっすら霞がかった東京スカイ…

震災の、自分自身にとっての意味を問い続ける

震災から七年がたつ。あのとき、渋谷のCoCo壱番屋でカレーを食べていて、夜からの仕事に備えていた。ちょうど渋谷区長選挙があって、その選挙のお手伝いをしていた時期だった。 他のお客さんは全員外に出ていってしまった。「ビルの外に出ないほうがいい」と…

未来が持つ不確定性

この記事の続きです。 www.lifehack-street.com たとえば2000万画素が4000万画素にあがったとき、その技術がどこまで価値を持つのかは、実は不明瞭だ。その「価値」とは、未来に実現するものであり、その時点での価値はあくまで予測でしかない。ファイナンス…

技術を価値に変え、その先の意味を問う

研究所からビジネスモデルの研修を依頼されることが多い。技術のままでは価値にならない。価値に変えるためにビジネスモデルをベースに教えて欲しいという依頼である。 技術は、そのままで技術である。しかし、価値は他者が認めなければ価値にならない。他者…

時を超えて届いた言葉たち 〜小沢健二「アルペジオ」

岡崎京子に宛てた手紙のような佳作は、すごく勇気付けられる。若くしてブレイクしたときの魔法のトンネルを抜けた先で、「君と僕の言葉を愛す人がいる」。そして「汚れた川は、再生の海へと届く」。この「届く」の言葉は、言葉が「届く」というところにもか…

バリュークリエイションからセンスメーキングへ

アートの営みは、一見無意味なものに意味を見出していくセンスメーキングにある。その意味には、価格はつかない。便益で測ることができないからだ。一方、価値をつくりだす作業は、その価値に見合った価格が想定できる。費用対効果を測ることができる作業だ…

八百万の神モデルのブランド構築プロセス

昨日は「日本遺産ブランド推進事業」委託業務の提案書の提出日。こうした提案をつくる手順を振り返ってみた。(ここで書くことは団体の総意ではなく、個人的な見解であることを付記しておきたい。) 「ブランド推進」と名付けられた意味 今回のブランド推進…

ブランド構築とマーケティングメッセージ

ブランド構築のお手伝いをしている。ブランド構築においては、ブランドミッションを確定し、ブランドの世界観を表現する必要がある。その世界を表現するという目的のもと、ロゴなどのグラフィックをはじめとした表現要素が確定していく。 ブランド表現とマー…

像を結ぶ、ということ(「#見えなくても自撮りして3Dにしてみた展」)

Art

松濤のギャラリーTOMで行われていた、手で触れられる立体化された写真の展示「#見えなくても自撮りして3Dにしてみた展」。ドコモ3Dセルフィープロジェクトの一環として行われている展覧会である。 ドコモの3Dの特殊加工技術によって、普通の自撮り写真が立…

同じ頂を目指す ー王地山焼の挑戦

JAPAN BRAND FESTIVAL(JAPAN BRAND FESTIVAL)でモデレーターを務めた。登壇者は丹波焼の市野秀之さん(雅峰窯 市野秀之 | 新しい丹波焼【TanbaStyle】)、王地山焼の竹内保史さん、その王地山焼を現代的な解釈でテーブルウェアとして展開するTRUNK DESIGN…

伝統の破壊か拡張か

渋谷ヒカリエで、日本の地域ブランドのイベントが行われている。 8/02/CUBE/JAPAN BRAND FESTIVAL 2018 日本遺産プロデューサーとしてご縁をいただいた篠山市も出展しており、モデレーターとして登壇することになった。その待ち時間にこのブログを書いている…

Takeaways-Driven Case Writingを支える個人の問題意識

昨日はFD会(Fuculty Development)があり、ハーバードビジネススクールのケースライティング研修を受けられた先生からの報告があった。 名古屋商科大学ビジネススクールでは、卒業の要件としてケースライティングがある。ある企業を選んで、その企業につい…

「信長の野望」基準の自己認識(74.54)

自分の能力を自己認識するときに、よくいうのが「信長の野望」の武将の数値設定。僕はそれでいくと、知力74、武力54みたいなイメージ。この場合の武力は、もちろん戦闘力ではなく実行力みたいなイメージかな。 この知力74、武力54の武将は、たとえば地域統一…

「知るカフェ」にみる、リアルな場でのマッチングビジネスモデル

知るカフェは、企業と学生のマッチングの場として機能している。特徴的なのは、その資金を企業からの協賛金でまかなっていて学生は無料でコーヒーやジュースを飲めることにある。 有名大近辺に続々出店「大学生は無料」カフェが儲かる仕組み | 消費インサイ…

日本遺産事業で、収益事業のトライアルを行う

日本遺産プロデューサーとして文化庁の仕事を行なっている。日本遺産とは、簡単に言えば文化財を活用した地域活性化の事業である。地域の文化財を観光や商品開発などに活用し、その結果、地域を活性化していく。その補助金として、おおよそだが初年度4000万…

ビジネススクールの入学資格

今日は、名古屋商科大学ビジネススクールの入試で面接。おかげさまで入学希望者も多く、年々、コンペティティブに。学生を集めるのに苦労しているビジネススクールが多い中で、本当にありがたい。(注:これから書くことは、個々の受験生の面接内容とはまっ…

新規事業の三つの文脈

新規事業を立ち上げるには、三つの文脈が重なる必要がある。 ひとつは、社会における大義である。マーケットニーズを含め、なぜその事業が求められているかという理由である。 ふたつめは、その事業に取り組む、個人的理由である。その理由が曖昧なままだと…

地域を開く日本遺産と地域活性化サイクル

地域活性化に取り組んでいるときに常に感じるのが、外部からの視点の重要性だ。地域の中だけにいると、地域の特色も、地域の豊かさもなかなか見えてこない。外部からの視点が必要になる。 日本遺産のストーリーは、地域の人たちによってまずは作られる。文化…

方法主義に陥らず、テーマを深める

Facebookで久々に芦田先生からコメントをもらった。この世の中に師匠が三人いて、場の研究所の清水博先生、能の佐野登先生、そして私淑する芦田先生。 以下、芦田先生のコメントです。 「前にも言ったことがありますが、鶴見俊輔が柄谷行人の文庫本の後書き…

iPadのピクチャインピクチャでながら仕事

Netflixで動画を楽しむことが増えているんだけど、問題は動画を見ていると仕事が滞ってしまうこと。音楽と違って、聴きながらがなかなかできない。 ところが、iPadであれば、ピクチャインピクチャ機能を使って、見ながら作業が可能になる。常に画面の手前に…