LIFEHACK STREET 小山龍介ブログ

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場の理論

「日本思想の基層にある二重性」|場のシンポジウム2018

場のシンポジウム2018において、東大名誉教授で鎌倉女子大学教授の竹内整一先生による講演「日本思想の基層にある二重性」が行われた。 「おのずから」と「みずから」 日本の表現には、「おのずから」と「みずから」がある。「結婚します」と言ってもいいの…

「二重存在がつくりだす表現について」|場のシンポジウム2018

2018年9月1日、NPO法人場の研究所が主催する「場のシンポジウム2018」が開催された。「二重存在と日本の表現 ―世界に存在する自分、世界として存在する自分―」というテーマの今回のシンポジウムにおいて、東大名誉教授で場の研究所所長の清水博先生による講…

ビオトープに起こる共創の原理と与贈循環

オカムラの新しいオープンイノベーションのための場所「OPEN INNOVATION BIOTOPE”Sea”」。そのオープニングイベントにビデオレターで出演しました。今回、オールロケです(笑)。 OPEN INNOVATION BIOTOPE “Sea”|オカムラがこれからの「はたらく」を描く実…

おもてなしにおける時間と空間のデザイン

経験をデザインするときに、そのデザインは空間と時間をデザインすることになります。モノが、そこにただあればいい、ということではなく、そのモノが〈いつ〉〈どこに〉あるのかが問われるわけです。コンテキスト(文脈)が問われるわけです。 ただお菓子が…

音楽でつなぐ絆、生活に芸術を取り込もう!

今週末、12/1(日)はライブです。音楽活動を始めたのが2011年1月。その後、震災が起こり、ボランティア活動を行いながら、継続してきました。 宮沢賢治の農民芸術概論綱要には、こんな言葉があります 曾つてわれらの師父たちは乏しいながら可成楽しく生きて…

今起こっていることの意味は、未来になって分かる

慶応義塾大学の学生でありブルームコンセプトのインターンとして大活躍してくれた横山諒平くんが、自転車でのアメリカ横断に取り組んでいる。こうして長期間、家を離れて過ごすことは、本当にいい経験になっているんじゃないかと思う。なんとか無事、ゴール…

カタパルト式教育で人を大きく羽ばたかせる

場の研究所の清水先生が先日の勉強会で、カタパルト式教育というお話をされた。カタパルトとは、短い距離で離陸するために飛行機に勢いをつけて発進させるやりかたのことだ。 人を教育するときに、レールを引いて手取り足取り教えるのではなく、ある程度の目…

81歳になっても創造的に生きるための〈行為的自己〉

昨日の場の勉強会では、清水博先生の81歳の誕生日をお祝いしました。素敵な笑顔です。この年齢になっても、まだ毎日、研究が進んでいることにいつも驚かされます。 勉強会においては、意識的自己ではなく行為的自己から生まれる「危機のパトス」、そしてそこ…