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プロジェクトチームの動乱期

プロジェクトマネジメントの中でも、定型化しにくいノウハウが、チームビルディングである。チームはプロジェクトをすすめていく中で、チームは四つの形成段階を経る。まだ様子見の成立期(Forming)、チームメンバーの思惑の違いが現れ、対立が顕在化する動乱期(Storming)、お互いの違いを認め合う安定期(Norming)、そしてプロジェクトが前に進んでいく遂行期(Performing)である。

あるプロジェクトは、動乱期に突入して久しい。この段階はとてもスリリングで、あとから思い返す時に一番の思い出になる時期でもある。この時期をじっくり味わいながら、「ああ、あとから笑い話になるのだろうな」と思いながら、その動乱のなかに在る。このときほど在り方(Being)が問われるタイミングはない。「安心してほしい、どんなことがあっても、このプロジェクトを着地させるから」と、覚悟を決める。嵐の中で、まず自分がその安心の中にいること。ブレない軸をもつこと。その軸は、能から学んだ。

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