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【速攻レビュー】iPhone XS Maxの挑戦状〜表現ツールとして使いこなせるか?

過渡期のデバイス?

正直、今回の発表聞いて買い換える理由がなかなか見つからなかった。iPhone XSは、おそらく過渡期のデバイスであり、このデバイスにインスパイアされたアプリが出てきたときに、本当のiPhone Xシリーズとしての活用が見えてくるのだろう(そういう意味では、iPhone Xもそうだった。)AR関連については、キラーアプリはまだ登場しておらず、賢明な読者諸氏におかれては、アプリが十分に出揃ってから買い換えるという判断をされていることだろう。

Maxのサイズは片手になじまない

愚かな私は今回、画面の大きなMaxを購入した。本体サイズとしては今までのPlusと同じサイズであり、個人的にはやや使いづらいと思っている。iPhone XSの方が、女性はもちろん、男性でも手になじみやすいのではないか。Maxの場合は、Plusがそうであったように、両手での操作前提となるだろう。ボタンをなくした分、ディスプレイは大きくなっているので、大画面で映像を楽しみたいといったニーズがなければ、XSをおすすめする。

画面の比較は、この記事がわかりやすい。 

iphone-mania.jp

クリエイターツールとしてのiPhone

Macintoshがそうであったように、アップルは常にクリエイターたちに表現手段としてのデバイスを提供してきた。それは、ジョブスが自転車の比喩で説明をしていた通りだ。動物たちは人間よりも効率よく移動ができるが、人間が自転車を使ったときにはどんな動物よりも効率よく移動ができるようになった。ジョブズはいわば脳にとっての自転車を作ろうとしていた。それはiPhoneでも変わらない。(下のインタビューの10分12秒あたりから見ることができる。)


映画「スティーブ・ジョブズ 1995~失われたインタビュー~ 」特別映像

 

今回のデバイスでもカメラは強化されているが、それはインスタ映えというマーケットニーズに対応するということだけでなく、アップルがその存在意義としているクリエーターたちの表現ツールの提供というビジョンに沿っているからだろう。このビジョン一点において、AndroidとiPhoneは別物だと思う(信者的告白)。

大容量SSDは動画に使え

そうした意味で、今回512ギガと言うサイズのメモリを積むことになったが、これは間違いなく動画をストレスなく保存し編集するためのものだと考えてよいだろう。今回のiPhone Xエスマックスは、そうした動画編集のデバイスとしての活用を、個人的には模索していきたいと思っている。