デジタルデトックスで感性を取り戻す - LIFEHACK STREET 小山龍介ブログ

アイデアを発想するというのは、実は極めて身体的な営みです。頭の中だけで考えているのではなく、視覚や聴覚だけでなく触覚や嗅覚、ときには味覚までも総動員して、そこからヒントを得ることによってアイデアが生まれます。小さなチリに空気中の水分が集まって雪の結晶ができあがるように、思いもよらないきっかけから、アイデアの結晶が育っていきます。

そうしたきっかけを受け取る力がいわゆる感受性。デジタル情報ばかりに触れていると、この感受性がどんどん鈍ってきます。ときにはデジタル機器から離れて、生のアナログな情報に直接触れることが重要です。

デジタルデトックスすべき一番の機器は、もちろんスマホ。スマホの電源を切って、デジタル情報が一切やってこない状況を作ってみる。もしくは、携帯電話も通じないような秘境に行く。

そうすると、まず不安に襲われます。SNSの大切なメッセージを見逃しているのではないか、返事をしないと迷惑をかけるのではないか、これで人間関係が壊れるのではないか。そうした不安は、実際には杞憂に終わります。

そうしてスマホの電源を切って周りを見渡すと、いろんな情報を見逃していたことに気づくはずです。

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