マインドマップで情報同士を関連付ける
マインドマップというメモのとり方があります。中心からまるで木が枝を伸ばすようにしてメモしていくやり方です。脳のなかでは、ニューロンという神経細胞がシナプスによってつながっていますが、それを模しています。まさに心の中(マインド)を見える化(マップ)するメモ術で、ブレインライティングやブレストなどででてきた思いつきを方法として、おすすめです。
まず中心にテーマを書き、そこから枝となる線を伸ばして、その線の上に思いついたアイデアや言葉を書いていきます。そこからさらに思いついたら、どんどん線を伸ばしていきます。そうすると、立派に茂った木のようなマインドマップができあがります。
これはマインドマップの考案者トニー・ブザンによるマインドマップの例
Free Mind Map Examples - Great ideas on different Mind Mapping Examples | Mindwerx
いわゆるロジックツリーなどの厳密な階層構造は意識せず、あくまで思いついたものをメモするために描いていくものになります。ツリー構造のように見えますが、むしろ植物の根っこのような茎状(リゾーム)のものとして描くところが重要です。
情報は、情報単体で価値を持つのではなく、情報同士がつながるときに価値を生み出します。情報の関係性のほうにこそ重要で、関連付けによって初めて情報の意味が浮かび上がってくるのです。そうした関係性をメモするためにも、こうしたマインドマップが重要になるのです。
僕は紙ではなく、アプリで描くようにしています。有料になりますが、MacとiPad、iPhoneで使える「MindNode」などは、動作も機敏で使いやすいです。
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