メルカリで不要物を循環させる
不要になったものをメルカリで売っている人も多いと思います。捨ててしまうにはもったいない、けれども自分で使うことのないもの。たとえば子供服など、メルカリで売るのにぴったりです。
上の娘が「かいけつゾロリ」シリーズにハマっていて、どんどん読みたいと言っていたので、先日メルカリで30冊くらいまとめ買いしました。その後も買い足して、50冊近くそろっていると思います。一時的にスペースを占領していますが、飽きたらすぐにメルカリで売ってしまおうと思っています。物が増えることに神経質になることはありません。
そもそも、使われないものを家においておくほど無駄なことはありません。道具は使われて初めて、意味を持ちます。宝の持ち腐れという言葉もあります。いくら手放したくないものであっても、もし自分で使う予定がなくほかに活用の道があるのであれば、手放すべきです。社会全体を見たときに、そのほうがリソース活用になるのです。
僕自身で言えば、パソコンやスマホなど、一年ごとに最新のものに買い替えています。それができるのも、古くなったものを高値で売ることができる市場があるからです。一年後には売ってしまうことがわかっているので、商品を丁寧に使うようにもなります。ずっと所有する前提で物を持つよりも、すぐに売ってしまうことを前提にしたほうが、物を大切に扱うようになるのです。
将来的にはあらゆるものがシェアリングされていくようになると思います。資本主義は所有を前提としていきましたが、IT技術と組み合わさることによって所有から利用へとその前提を変えつつあります。会社がIPOによって多くの株主に所有が分散、共有されるように、あらゆる物が多くの人によって共有されていく時代。新しい資本主義（もしかしたらマルクスの想定した共産主義）が到来しようとしています。
