ロゴ540万円は高すぎか(正当な価格はこれ)
うーん。正直言うと、540万円は高いかもしれない。付随した制作物がどれくらいあるかにもよるけれど、もしロゴ単独なら、微妙。
リンク先でも言及があるけれど、1年しか使わないものなので、費用対効果が低いというのがひとつ。デザイナーの対価として適切かどうかよりも、ここでロゴに540万円使うというプロデュース視点での問題。ほかにお金かけたほうがよいかも。
ほかにはJAGDAの標準価格というのもあって、その計算式が次。これをベースに考えると、この価格が妥当かどうか見えてきやすい。
これが計算式。
そしてこれが早見表。540万円というと、ここでいう販促費5億円〜30億円のあいだ。
奈良県の国民文化祭の販促費が5億円を超えるだろうか。想像の域でしかないけれど、500万円〜5000万円の間が妥当だとすれば、250万円程度で良かったかもしれない。(付随する制作物がないという前提です)
しかしですね、
【奈良県・国民文化祭ロゴマーク随意契約事件】
— 川田ひろし(なら維新の会) (@kawata_hiroshi) 2016年9月14日
また質疑から驚く答弁!H28.3.24に単独のデザイナーにロゴマークの仕様書を配布!その当日に見積書「500万円」受取り、翌日に契約書を交わしている。実行委員会で金額は説明されていない! pic.twitter.com/feYrdIY58n
この比較はありえない……。これまでの2万とか5万とか、ひどい。
なので、「30万円が妥当」という話も含めて、不当に貶めるような話はちょっと与みできない。