LIFEHACK STREET 小山龍介ブログ

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なにも持たないミニマリスト的暮らし

20世紀は持つことがパワーでした。しかし21世紀は持たないことで執着をなくし、しがらみのないスピードをもたらしてくれる時代です。ベンチャー企業はリソースを持たない分、自由に判断ができます。既存の業界に風を吹かせるのは、そうした新規参入企業です。

Amazonは既存の書店網を持たなかったので、大胆にネット展開できました。多くの書店がネットで成功しなかったのは、既存の書店売上を気にするあまり、戦略転換ができなかったからです。

持ち家を買えば、そこから移動しづらい。持っていなければ、即座に引っ越しも可能になります。オフィスも持たずにシェアする。Weworkなどのシェアオフィスは全世界に広がっています。自家用車は高度経済成長期の新・三種の神器でしたが、都市部ではシェアリングサービスに取って代わられようとしています。

これからシェアリングエコノミーがどんどん広がっていく中で、所有権をできるだけ手放し、可能な限りレンタルやシェアサービスで代替していく。所有していてもすぐに手放せるような流動性を確保しておく。もちろん、持つことの喜びもあります。しかしそれ以上に、持たないことの楽しさを求めるのが、21世紀なのです。

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