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ベン図を使って複雑な情報を空間把握する

ベン図というのは、Wikipediaによれば「複数の集合の関係や、集合の範囲を視覚的に図式化したもの」。ものごとを論理的に、しかも視覚的に把握するのに使う図です。

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ベン図 - Wikipedia

たとえば、私の関わっている日本遺産プロジェクトでは、認定地域に対してプロデューサーを派遣してアドバイスを行っています。そのアドバイスの回数などが、地域によって異なるのですが、それがどんな数になるのか、どんな関係になるのかをベン図で図示したところ、わかりやすいと評判でした。ここでは、平成27、28、29年にすでに認定されている地域の中に「モデル化推進地域」を設定しているということが、これで一目瞭然です。(単純ですが、意外と言葉で伝えにくい。)

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論理というのは、なかなか目に見えづらい。それを図解していくととたんにわかりやすくなる。特にベン図を使いこなせるようになると、構造的に捉えられ、頭がスッキリします。

たとえば、キャリアを考えるときには、Want、Can、Mustを重ね合わせるようなベン図で考えるとスッキリします。ベン図としては単純なものですが、これでもキャリアへの考え方がスッキリします。

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キャリアを考える3つのステップ~Want,Can,Mustをおさえる | 就活総研

 

さらに生きる目的=生きがいを探すとなるとこんなベン図。世界が求めていて、自分もそれでお金を稼ぐものはVocation=天職であり、同じように世界が求めているものでも、自分が好きなことであれば、それはMission=使命である、なんていうのも、この図を見ると直感的によく分かります。

 

 

このように、情報同士の関係性を空間把握するのに、ベン図を利用すると便利です。

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