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コーヒーマシンを導入して社内に縁側を作る

会社には、デロンギのエスプレッソマシンを導入しています。友人がオフィスを引っ越した際にも、エスプレッソマシンをプレゼントしました。コーヒー好きだから、ということだけでなく、このエスプレッソマシンがメンバーをつなぐマグネットの役割をするからです。

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デロンギ コンパクト全自動エスプレッソマシン マグニフィカ S カプチーノ スマート ECAM23260SBN
 

 タバコ部屋で重要な情報交換が行われるという話があります。重要な交渉のとき、トイレ休憩でのちょっとした会話で交渉がまとまるという話もあります。デスクを離れたり、会議室での立ち位置から離れたときに、ふと本音が漏れたり、腹を割って話ができたりするのです。

喫煙者も少なくなった今、そのかわりとなるのがコーヒーなどの喫茶スペース。コーヒーマシンは、いい意味でコーヒーを作るのにちょっとした時間がかかるので、その際に会話が生まれやすい。コーヒーの香りに包まれながら、人と人がゆるやかにつながっていくのです。

ネットワーク理論では、所属部署における上下関係などの〈強い紐帯〉ではなく、こうした〈弱い紐帯〉こそが社会を動かす動力になっているのだと指摘されています。そしてこうしたゆるやかなつながりを生み出すのが、完全にオフィシャルでもない、かといってカジュアルすぎもしない縁側のような場所なのです。

縁側は半分家の中でありながら、半分外という変わった空間です。外からやってきて縁側に腰掛ける。家に上がるような重さもなく、また家の外で会うようなよそよそしさでもなく、人と人がつながっていく。社内にこうした縁側をつくっていくことも、重要なのです。