小山龍介の撮影・現像プロセス
撮影ー現像プロセスも、かなり標準化できてきた。
1)iPad miniへの取り込み
まず撮影したら、iPad mini (256GB)にRAWで取り込む。ケーブル経由である。
Apple Lightning - SDカードカメラリーダー
- 出版社/メーカー: アップル
- 発売日: 2015/12/10
- メディア: Wireless Phone Accessory
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ここでのポイントは、iPad miniの写真アプリを、iCloudに接続しないこと。iCould上に数万という写真があり、1TBの上限にほぼ到達してしまっている。RAWデータの写真を下手に取り込んでいくと、写真アプリそのものが機能しなくなってしまう。ここは、RAWデータをLightroomに受け渡しするためだけに写真アプリを使おう。
2)Lightroom CCで現像
写真アプリにアップロードされたデータは、自動的にLightroom CCに取り込まれるようにしている。しばらくするとデータがLightroomにくるので、「日付+被写体の名前」というフォルダをつくり、撮影した写真を入れていく。
3)写真のピックアップ
採用写真にフラグを付けていく作業を行う。500枚くらいの撮影で、この段階で50~70枚くらいに絞り込む。歩留まりは、カメラを始めた当初よりもずいぶん上がっている。
4)写真の絞り込み
これをさらに10~20枚程度へと絞り込む。悩みどころだけれど、この決断がカメラ上達の近道。基本的に、消去法。ミスをみつけてフラグをとっていく作業である。
5)現像
残った写真にだけ、現像を施していく。ここも基本、iPad miniだけで行う。
6)Lightroom CCで共有
Lightroom CCでクラウド上にデータがあがっていくので、そのまま共有設定を行って写真を共有する。ただ、データアップロードがかなり時間がかかり、一番のボトルネックになっている。20MBの写真を500枚もとれば10GBであり、現状のモバイル環境だと、相当な時間がかかっていく。フラグを付けた写真を優先してくれればいいんだけど、そうはないっていない。
ちなみに、「撮影のたびに10GBも使っていたらギガが足りなくなる!」的な話は、僕の場合、Fuji Wifiの無制限(実際には300GB程度)を契約しているので、無問題。
この流れはほんとうにスムーズで、基本的に撮影当日に、まるで撮って出しのようなスピードで、被写体となってくれた人に写真をお届けできている。