LIFEHACK STREET 小山龍介ブログ

小山龍介公式ブログ

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

メモをフォーマット化する

広告代理店に新入社員として入社した最初の最初。クライアントからの雑誌広告の出稿の注文を受けたのですが、雑誌名は聞いたものの、いつの号なのか、何ページなのか、カラーなのか、すっかり聞き漏らしていました。上司から呆れられたことを覚えています。 …

デジタルとアナログのハイブリッドメモ術

Office Lensでドキュメントスキャンするようになって、実は紙のメモが増えました。以前であれば、配布された書類に書き込まずにパソコンでメモを取っていましたが、手軽にドキュメントスキャンできるようになって、そのまま紙の書類に手書きメモするようにな…

カメラと音声を使ったiPhoneメモ術

iPadのデジタルメモは、さまざまな情報を集約するノートのかわりとして使えます。使えるどころか、今や紙のノート以上のさまざまなメリットがあります。 www.lifehack-street.com 一方、iPhoneは、短いメモ用です。小型でいつでも手元にあるスマホは、長文を…

iPadでデジタルメモを極める

iPadを使ったメモは、Apple Pencilの登場によって一気に実用レベルになってきました。ロック画面でApple Pencilをあてるとすぐにメモ帳が立ち上がり、メモができる状態になります。紙のノートを開いてメモする、という動作に対して、シンプルさにおいてどれ…

マルチデバイスによる情報メモ術

ワンポケットの原則は、リーディングリストだけでなくメモにも適用できます。 今は使っていませんが、紙のノートを使っていた時代は、あらゆるプロジェクトを同じノートに記述していました。使い分けていた時期もあるのですが、あとからどのノートに書いたか…

気になる記事はリーディングリストに保存する

気になる記事があったときにはどうするか。僕はMacのブラウザSafariについているリーディングリストを使っています。共有メニューを開くと、多くのアプリで「リーディングリストに追加」という選択肢がでてきます。そこにどんどん放り込んでいきます。 Macや…

由来にさかのぼって情報の解像度を高める

二項対立が、ふたつの両極端な概念を把握することで、世の中を立体的に見ていこうとする、いわば空間の把握だったものに対して、こちらは時間軸での把握。ある情報や概念が生まれた経緯を遡っていき、その解像度を高める方法です。 同じ言葉であっても、過去…

二項対立で整理して理解する

専門的な内容になればなるほど、そしてその内容を知れば知るほど、アウトプットすることが難しくなります。なぜなら、専門的な内容になればなるほど、そう簡単には話せなくなってしまうのです。 そういうときに二項対立させて理解するとよいでしょう。たとえ…

ハッシュタグによるインタレストグラフから情報をたどる

ソーシャルグラフが人と人のつながりを可視化したものであったのに対し、さらにその人のもっている興味まで深く掘り下げていったものが、インタレストグラフです。 一人の人でも、社会の中ではいくつもの顔を持っています。たとえば僕の場合、コンサルタント…

ソーシャルグラフ経由で新鮮な情報をキャッチする

ニュースアプリは、基本的に興味関心を起点としてニュースを取得する方法です。そうではなくて、人のつながりを起点として情報を取得する方法が、ソーシャルグラフ経由の情報収集です。 ソーシャルグラフとは、人と人のつながりの情報。ソーシャル・ネットワ…

3つのニュースアプリを使い分ける

情報が自然とやってくる。そういう状態をつくるために、僕は三つのニュースアプリを使い分けています。 1.Yahoo!ニュース 2.スマートニュース 3.Googleニュース このうちYahoo!ニュースは、世の中で話題になっていることをうまくキャッチアップするた…

自分キーワードを3つ設定する

ウェブサイトを作成するときにまずやることは、どのようなキーワードで検索されたいかということです。たとえば子供向けの知育玩具を扱うウェブサイトを作る場合、「知育玩具」だけでなく、「幼児教育」や「お受験」などの顧客が検索しそうな関連キーワード…

自分メディアをもつ

情報収集しようとするとき、ついつい情報の入口ばかりを気にします。どんなウェブサイトを見ているのか、どんな雑誌を定期購読しているのか、本の見つけ方をどうしているのか。もちろんこうしたことも重要ですが、出口のほうがより重要です。 というのも、今…

同じ分野の本を3冊読んでプチ専門家になる

スキーマを増やすためのテクニックとして、具体的に同じ分野の本を3冊読むという方法があります。一冊読むだけでは足りません。一冊だけであれば、その著者の主張だけに触れることになり、ものごとを多面的に捉えることができません。3冊読むからこそ、微…

情報のスキーマを豊かにする

情報収集について、よく「どうやってそんなにたくさんの情報を集めているんですか?」と聞かれます。特別に人と違うことをしているわけではないんですが、ただ、興味関心はかなり広い。この興味関心の網の大きさが、どうも集められる情報の多寡を決めている…

自分R&D ―未来への種まきを忘れずに

人生100年時代です。僕はことしで43歳ですが、まだ半分にも到達していません。60歳の定年も、僕が働いている間に65、70、75歳とどんどん延長されていくでしょう。 そんな中、長く仕事を続けていくためにも、勉強を続けていくことが重要です。広告代理店に就…

一回にふたつの仕事をこなすデュアルワーク

3月に京都造形芸術大学の修士課程を修了し、MFA(芸術学修士)の学位を修得。さらに4月からは同じ京都造形芸術大学の博士課程に入学しました。仕事をしながら、同時に名古屋商科大学大学院ビジネススクールで教え、そのうえ大学院で勉強する。これを聞いて多…

時間あたりのアウトプット量を計測せよ

時間あたり、どのくらいのアウトプットができるのか把握していない人が多い。それでは、スケジュールも組めないですし、組んだとしても本当にその時間で終わるのか不安に苛まれることでしょう。 たとえばこうした本やブログの執筆は、30分刻みに字数を確認し…

明日できることは今日しない

普通は、今日できることを明日に先延ばしするな、ということが言われます。しかし、実際は逆。明日に先延ばしできるのであれば、積極的に先延ばしした方がいい。 なぜか。最近よく言われることにVUCA(ブーカ)という言葉があります。VUCAは、Volatility(不…

残業するな、前業せよ

残業のよくないところは、余裕があることです。たとえば翌日の9時に必要な書類を前日の21時につくっていたとします。まだ12時間あるという油断が、どうしても生まれてしまうのです。ついダラダラと仕事をしてしまう。3時間くらいはあっという間に過ぎていき…

TO DOリストはつくらない

いろいろあって、最近はTO DOリストはつくらなくなってしまいました。まずひとつは、スケジュールをみながら、同時にTO DOリストを確認するのが面倒になってきたということです。 先にも書いたように、タスクをスケジュールに記入するようにすると、スケジュ…

移動中のタスク処理のコツ

通勤時間や出張など、電車で移動している時間は、その後に行われる会議や打ち合わせ、プレゼンテーションの準備に使っています。移動している時間は、落ち着きません。 こうした落ち着かない環境でも集中して取り組めることといえば、緊急性の高いもの。そし…

型をつくる ー自由自在になるためのテンプレート仕事術

さきほど、能の型の話をしました。型があるからこそ、自由自在に対処できる。これは仕事でも同様です。型をもつことが重要です。 僕は、過去の仕事は、できるだけ型としてテンプレート化しています。たとえば研修やワークショップの資料は、プログラム別に整…

準備を手放し、即興で対応する

東日本大震災で起こった原発事故で、多くの専門家が「想定外」という言葉を発していました。専門家なのにずいぶん頼りなく見えたことを覚えています。思いもよらない事態が起こると、人は思考停止に陥ってしまいがちです。 僕の能の先生は、「臨機応変」とい…

寝る間に成果をあげる睡眠デフラグ法

「悩むくらいなら寝た方がいい」というのは、実は根拠もあります。寝ている間に脳は、昼間に起こった出来事を整理して、記憶に定着させているのです。そのときに出るノイズが夢です。 「睡眠」と「記憶」、そして私たちが見る「夢」と「感情」に密接な関係が…

悩む時間を極限まで減らす

仕事を高速で進めていくなかで一番、無駄な時間が悩む時間です。悩むくらいなら、まずは取り掛かってみたほうが早い。そうすれば課題も見えてきて、解決方法を誰かに相談することもできます。悩んでいる状態でいると、他の人も手伝いにくい。さきほど紹介し…

時間は買える

時間制約のバランスループを解除するには、時間の中でできる作業を増やすという方法だけでなく、さらに別の方法があります。自分は得意分野に特化して、苦手な部分を人に手伝ってもらう。分業です。 分業によって、それぞれ限られたリソースを最大限活用でき…

時間制約のバランスループを解除する

仕事の問題を、一時の頑張りで解決するのではなく、システムとして考える。これは長期的に仕事をこなしていくための基本姿勢です。 ビジネススクールではビジネスモデルを教えています。ビジネスモデルも、価値の創出をするための仕組み作りです。特定の個人…

仕事はやりかけで放置せよ

50%で提出する。仕事のスピードが上がり、精度も高まる以外に、もうひとつ利点があります。アイデアがやってきやすくなるのです。 ブログの記事であれば、最初の数行を書いて、そこで放置しています。そうするとところどころで、ブログ記事の続きを思いつく…

5割で提出し、完璧を目指さない

こうして短時間のうちに仕事を進めていこうとすると、どうしても質とのトレードオフが発生します。短時間にやろうとすればするほど、仕事の質は下がってしまう。もう少し時間をかければ、もうちょっとよくなる。そう思って時間をかけてしまうのです。しかし…