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インプレッションの個別性とビジュアライゼーション

カンディンスキーが創造プロセスを、インプレッション、インプロビゼーション、コンポジションの三つへと分け、それぞれの段階での作品を形にしている。この三段階を経なければアウトプットが生まれないというわけでなく、それぞれの段階での表現がありうる。

インプレッションの段階は、外部環境の認知になる。だからどのような環境に身をおくのかが重要に思うかもしれないが(そしてそれはもちろん重要だけれども)、どのように外部を認知するのかも重要である。同じ風景を見ていても、それをどのように感じるかは人それぞれだからだ。

この認知方法を、ひとりの表現者として突き詰めて考えていくと、その人のヒストリーや文化的背景を考えなければならない。「小山龍介」としての表現を追求するとき、自然とそのオリジン(起源)へ遡ることになる。

具体的なビジネスメソッドとして、ビジュアライゼーションやブレインライティングなどを対応させているけれど、そこにはその人ならではの認識の個別性が色濃く反映されていく。

なかでもビジュアライゼーションのアプローチは、もっともっと探索すべき可能せがあるように思う。この段階のビジュアライゼーションは、コミュニケーションのためのそれではない。思ったもの、感じたものを描き出すためのビジュアライゼーションであり、できるだけ他者の批評から遠いところで行わなければならない。

ブレインライティングが、思ったことを書き出すライティングの技術であるのに対し、ビジュアライゼーションは、ブレインビジュアライゼーションというような、認知していることを描き出す手法として活用されるのだと思う。

 ということで、以下の書籍などヒントに構想中……。

描きながら考える力 ~The Doodle Revolution~

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  • 作者: サニー・ブラウン Sunni Brown,壁谷さくら
  • 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
  • 発売日: 2015/01/16
  • メディア: 大型本
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