LIFEHACK STREET 小山龍介ブログ

小山龍介公式ブログ

バックキャストして考えれば、2014年、すでに大きな変化が始まっているのが分かる

新年は1年の抱負じゃなくて3年、5年の展望を考えよう - LIFEHACK STREET 小山龍介ブログ

というエントリーを書いたけれど、一年の予測というのはもう一面、積み上げ式のフォアキャストになるがゆえの難しさというのがある。近い将来であるがゆえに、過去がそのまま続くという前提のもと予測してしまいがちなのだ。想定外のできごとを考慮できない。

これが100年ともなれば、想定外の大地震だって誰もが考慮することになる。短期間の予測が難しいのは、こうした想定外が考慮されにくいところにある。リーマンショック直前の経済予測がことごとく外れたのもそのせいである。

個人の一年の予測も、こうした傾向がある。つまり、去年の状況がそのまま続いて、新しいことが起こらないという前提で予測してしまうのである。

こうした弊害を取り除くために必要なのは、未来からのバックキャストして考えるアプローチだ。遠い未来をイメージして、そこから2014年にやるべきことを考えていくやり方である。これであれば、100年以内にほぼ確実に起こるであろう大地震をイメージして、それに備えることだって可能になる。かなりの想定外を組み込むことが可能になる。

たとえば僕の場合、海外での事業展開という未来のイメージを持っている。日本文化に基づくメソッドを海外に紹介していく役割を果たしていきたいと思っている。そうした未来からバックキャストしたときに、必然的にやるべきことが見えてくる。(英語とか海外への情報発信とか……。)

2014年、イマイチ新しい展開が見えてこないなあ、という人はぜひ試してみては。もっと先の将来から見れば、何もない年であっても、その予兆となるできごとが起こったり準備が始まっていたりするのだから……。

f:id:ryu2net:20131230105803j:plain