LIFEHACK STREET 小山龍介ブログ

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1週間の中で、タスクをいかにうまくマネジメントするか

スケジュールを見ていくときに、1週間の流れというものがすごく重要なんです。土日をはさむので、月~金までの忙しさの度合いによって「今週忙しかった」と思うのか、それとも「ゆったりとして余裕があった」と思うのかが、分かれますよね。


―― 1週間という単位で見ていくことが大事なんですね。

ええ。僕は復興支援の活動で、石巻によく行っているんですけれども、この週末も友人たちを連れて7人くらいでツアーに行ってきたんです。1泊2日だったんですけれども、友人たちが「すごく充実した体験ができた」と言ってくれた。でも、忙しいかというとそうじゃなかったんですね。

よくツアーにありがちな「早くあと30分で移動しますよ」というこ感じではなく「ものすごくゆったりとできたんだけれど、充実していた」という経験ができたんです。

スケジュール管理や、手帳を使うときに重要なのは、じつは「ゆったりしているんだけれども充実していた」という感じを作ることなんです。

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石巻ツアーの一風景。『はまぐり堂』にて。ゆったりとした時間が流れていて、時を忘れてしまう。

 

――それはその通りですね。

「つねにあわてて、仕事を次から次にやらなきゃいけない」という感じだと最終的に本当に「忙しすぎて心をなくし」てしまう。そうならないように、スケジュールを作る必要がある。そのときに重要なのは、1日をそれぞれ単体で捉えるのではなくて「1週間を連続したものとして捉える」ということなんです。

例えば月曜日をあわただしいスケジュールにしてしまうと、日曜日が終わって、月曜の朝に会社に来たら、いきなり忙しくてあわててしまう。

そうならないように、社外の予定はできるだけ火曜日にずらしておく。月曜日は、社内の予定を入れたり、チームの情報共有やグループで部会をやるとか、そんなふうに時間を費やしたほうがいい。火曜日以降に予定を入れていくと、月曜日に準備ができるじゃないですか。というふうに月曜は空けます。


――週のはじめは「準備期間」にしておくべきということですね。

そうです。そうすると月曜日が「ああもう会社なんて行きたくない」なんていうふうに、ブルーマンデーになることが比較的少なくなる。

あとは、金曜日は、スケジュールがずれていったりして次の週に仕事を持ち越さないために、どうしても今週中にやっておきたいというものを金曜日にできるように、金曜日にもできるだけ予定を入れないんです。

 

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