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「気に入らんかったらもう来んといて」

ほんとそう。気に入ってもらえるお客さんに何度もきてもらう。お互いにハッピー。

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「最初からこんなスタイルでやっていたわけじゃないんですよ(笑)。オープン当時は、宿泊客全員に必ず満足して帰っていただこうと思って躍起になっていたんです。でも、頑張っても頑張っても、お客さまには怒られる。中には『他の旅館は○○してくれたのに、何でここではできないんだ』と文句を言うような方もいました。そのとき決めたんです、自分のことを好きになってくれる人だけを宝生亭の“お客さま”にしよう、と。それで、そのお客さまには『この宿が気に入らんかったらもう来んといて』と言いました」

「全員に満足してもらおう」というのは、商売として当然のことのように思えるけれど、「全員に満足」ってありえないんですよね。おこがましいですよ。

最近思うのが、授業も同様だということ。学生全員に「満足してもらう」というのは、理想のようで実はそううまく行かない。当然、濃淡がでてくる。満足する人もいればそうでない人もいる。そういうなか、中途半端なものをつくるよりも、少数の人が熱烈に支持するような授業をした方がいいんじゃないかと思ったりしますね。

 「気に入らんかったらもう来んといて」。まあ、なかなか言えないけど(笑)。